家紋や名字、その他「和」に関するコラム
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神紋 吉備津神社は五七桐、吉備津彦神社は五七桐と十六菊の抱き紋
先日、一度訪れたかった吉備津神社と吉備津彦神社に行って参りましたので、少し触れたいと思います。
吉備津神社と吉備津彦神社は、社名もよく似ている上に、非常に近いところにあります。また福山市新市には当社と同名の吉備津神社があります。どちらの神社もご祭神はキビツヒコノミコトをお祀りしています。
昔々、吉備国が、三国に分かれたときに、当社のご祭神キビツヒコノミコトの神霊を分けてお祀りすることになりました。備前の一宮としたのが吉備津彦神社であり、備後の一宮としたのが、福山市新市の吉備津神社。吉備津神社は備中の一宮でもあり吉備国の総氏神として崇敬されています。
二つの神社のうち、まずは、岡山市中心部に近い方の吉備津彦神社へ。この神社の背後には吉備の中山と呼ばれる神体山があり、これが備前国と備中国の境目です。
吉備津彦神社はこの山の北東の麓、徒歩で30分程度のところにあります。吉備津彦神社は備前国の一ノ宮、吉備津神社は備中国の一ノ宮となっています。(備後国(広島県福山市)にも吉備津神社があります)
吉備国の総氏神として崇敬されている吉備津神社の神紋は五七桐。対して吉備津彦神社は五七桐と十六菊の抱き紋となっています。ちなみに備後国(広島県福山市)にある吉備津神社の神紋は五瓜に唐花。
なぜこのようになったのかちょっと興味があり吉備津彦神社のガイドさんにお尋ねしたのですがご存じでなかったです。 -
ラベルに武田信玄公の「花押」 武田二十四将の宿ワインを発表 観光の振興へ
山梨県笛吹市の観光と地場産業を盛り上げようと、市の商工会が市内のワイナリーで作った新たなワインのセットを発表しました。
発表されたのは「武田二十四将の宿ワイン」です。
これは笛吹市商工会が酒販会社のマツムラ酒販と共同で開発したものです。
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京都ツウのススメ
京阪電鉄サイトの「京都ツウのススメ(第106回)」に京の家紋と題した記事が掲載されました。家紋の起源、役割、種類などの基礎知識から京都の社寺などにみられる家紋の紹介などが載っています。家紋を探しに京都旅、なんて洒落てみませんか。
「京都ツウのススメ」 -
2020年上半期日本家紋トレンドアクセスランキングベスト100
「2020年上半期日本家紋トレンドアクセスランキングベスト100」の第1位は「丸に桔梗(まるにききょう)」紋でした。今年の大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公「明智光秀」の家紋である「桔梗」紋の一つが、昨年の第10位から順位を上げ第1位に輝きました。桔梗紋は、桔梗の花を上から見たものを図案化した家紋です。明智光秀以外にも、「太田道潅(おおた どうかん)」が「丸に細桔梗」、「加藤清正(かとう きよまさ)」も弦巻紋の一種「蛇の目」の他に、「桔梗紋」使用していたことで有名です。第2位は「丸に四つ目菱(まるによつめびし)」紋です。甲斐の武田氏が菱紋を使用していたことで特に有名です。第3位は「丸に隅立て四つ目(まるにすみたてよつめ)」紋となりました。「丸に隅立て四つ目」は目結紋の代表的な家紋です。目結は纐纈模様(こうけつもよう)ともいわれる絞り染めのことであり、種類として一つ目結から十六目結まであります。「尼子晴久(あまご はるひさ)」の「平四つ目(ひらよつめ)」や、「佐々成政(さっさ なりまさ)」の「隅立て四つ目(すみたてよつめ)」などの武将が目結紋を使用しています。
(引用:名字・名前・家系図/家紋ニュースより) -
家紋と名字との関係
家紋は「名字を絵で描いたもの」と言われています。
それは家紋がルーツを選択する決め手になるからです。
たとえば佐藤氏は源氏車、佐々木氏は目結(めゆい)、渡辺氏は渡辺星(三つ星に一文字)を多用していて、名字が違ってもこれらの家紋を使用している家は、何らか関係があると推測されます。
また田中さんのように全国各地の田中地名から発祥し、多様なルーツを持つ名字の場合は、家紋がルーツを決める重要な鍵となるのです。(後略)
(引用:名字・名前・家系図/家紋ニュースより) -
あなたの家の家紋、知っていますか?
バリエーションも含めれば2万種近くもあるといわれる日本独自の紋章「家紋」。研究者によると、知らない人が増え、このままでは一般社会から消えてしまう恐れもあるといいます。
昨年末に実施した調査では約73%の人が知っていると回答しています。私が想像していたより多くの方がご存知でした。
あなたはご自分の家紋をご存知ですか?もしご存知なければこの機会に一度調べてみるのもいいのではないでしょうか。
世界に誇ることができる文化。大切にしていきたいですね。
知っている 72.5%(10,965票)
知らない 23.9%(3,621票)
家紋がない 3.6%(539票) -
御朱印ならぬ「御城印」 全国370の城で発行 「記念に」ファン反響
全国の城が独自に発行する「御城印(ごじょういん)」が人気を集めている。滋賀県内でも彦根城をはじめ続々と発行。知名度が低かった山城にも全国から城郭ファンが訪れるなど、観光や地域活性化の新たな力になっている。(後略)
(引用:京都新聞より) -
竹久夢二の家紋
竹久夢二 。1884年9月16日 – 1934年9月1日、 画家・詩人。
岡山県邑久郡本庄村出身。代々酒造業を営む家の次男。本名は竹久茂次郎。大正浪漫を代表する画家。作品は夢二式美人と呼ばれた。詩『宵待草』には曲が付けられ全国的な愛唱曲となった。
家紋は丸に横木瓜紋。 -
竹中半兵衛の家紋
竹中半兵衛 。1544年9月27日 – 1579年7月6日、 武将。
美濃国大野郡出身。斎藤氏の家臣で不破郡岩手城主・竹中重元の子。後に、羽柴秀吉(豊臣秀吉)の軍師として活躍し、同時代の黒田孝高(黒田官兵衛)と並んで天才軍師と称され、「今楠木」と称された。
家紋は丸に九枚笹。 -
武市瑞山の家紋
武市瑞山 。1829年10月24日 – 1865年7月3日、 土佐藩郷士。
土佐国吹井村に生まれる。父は土佐藩郷士の武市正恒。武市半平太と呼称される。武市家はもともと土地の豪農であったが後に郷士に取り立てられた家である。土佐勤王党を結成。「君主に対する不敬行為」という罪目で切腹を命ぜられる。
家紋は柿の花紋。